このあいだの土曜日。
なぜか泰造が朝早くおきて、みんなにパンケーキを作ってくれました。
ひっくり返すのを失敗したやつも、「マントみたい。」と、かなり雑なアンパンマンに変身。
実は8月の夏休み中に、春奈、泰造ともに、土曜日の日本語学校をやめさせました。日本の教科書を使っての授業は二人、特に泰造にとって難しく、毎週の漢字テストのためだけに漢字を覚えても次の週には忘れてしまうの繰り返し。反面、カタカナも怪しいところなどがあったので、思い切ってやめさせて、土曜の午前を使って私が教える事にしました。
今まで10年間あまり子育てをしてきて、私が出した答えは「10年後ではなく、30年後を視野に入れて育てる。」という事です。30年後にどういう人間になっていてほしいか、そこから逆算した方が、親として今何をすべきで、何を捨てるべきなのかが明確になる気がします。
そうでないと、だんなは知りませんが少なくとも私は、他の人に流されてしまいそうで恐いのです。「いい成績を取らないと。」「何かスポーツをやらないと。」「いい大学に入れないと。」他の親御さんと交流があると、どうしてもそういう不安にかられる事があります。日本語学習についても同じです。もちろん、いい大学に入学したり、よい成績を取ることを目標にする事が悪いと言っている訳ではなく、「なぜそれが必要か。」という明確な理由があり、そのための手段としてならいいのです。
だから日本語も、ついていけない授業を取らせるよりは、無理のないペースですすめて基礎を固めたほうがいいのかなという結論に至りました。
ま、そんな訳なのですが、だんなが協力して円造を見てくれるので、春奈・泰造と私の3人での授業。わずか2時間なので、今はカタカナの復習をやっています。下の子に邪魔されず3人だけの時間というのが皆無に等しいので、子供達にとってはそれだけでも楽しいようです。
午後には、庭のヤシの木のトリミングをしに、いつもの庭師の人が来てくれました。
最近知ったのですが、ヤシの木は一年に一度くらい枯れた葉や木の皮などを切るトリミングが必要なそうで、これは意外な出費!
もちろん切り落とした葉はすべて持って行ってくれます。
写真が小さくて分かりませんが、はしごがあるのは途中まで。そのあとどうやって上まで登ったのでしょう・・・。
ホントか知りませんが、だんなはヤシの葉が枯れて木についたままになっていると、ゴキブリの棲み家になると信じているので、さっぱりトリミングしてご満悦でした。まぁ胎盤と冷凍さばを間違えるような人なので、真偽のほどは定かではありませんが・・・。
・・・・タ、タマ・・・?!