2007年11月29日木曜日

ブログ書いてる場合じゃないんですけどね

泰造ちゃんが生まれて3週間。最初の2週間は楽勝だったが、今週はかなりきつい。今も疲れてはいるのだが、授乳のタイミングなどの理由からあと30分くらいがんばって起きていようと思い、ブログの更新など呑気な事をやっている。

まずはるっぺがダウンした。もう2週間近く鼻かぜを引いていたが元気なので心配していなかった。が、3日前に高熱を出し、今日になって発疹が出たので、どうも突発性発疹ではないかと思っている。普通一度しかかからないらしいが、たまに二度なる子もいるらしい。とは言っても確実に診断された訳でもないので(というか医者にも連れて行っていないので)ベビーシッターさんにはお休みしてもらわなければいけないし、お友達にも遊びに来てもらえない。これから3,4日は完全に外界から隔離される事になる、はあ。

それに加えて、高熱のせいか毎晩夜中に起きておお泣きするので、結局普段7時間寝るだんなは睡眠不足。私も泰造ちゃんの授乳に加えてはるっぺの夜泣きで起こされるので、これまた睡眠不足。我が家で一番眠っているのは飼い犬ベイリーと、新生児の泰造ちゃんである。

そして今日、泰造ちゃんの割礼を行ったので、血だらけのオムツを替える度に泣かれて、お母さんは神経をすり減らしているのである。おっぱいを飲むとすんなり眠るので、見た目ほど本人は痛がっていないようだが、そうはいっても生後3週間の赤子である、痛々しくてかわいそうだ。

こんなに大変な日々でも、いつか振り返って懐かしいと思える日が来るのだろう(・・・と今は思いたい)。

2007年11月20日火曜日

気になる存在


たいぞうちゃんが我が家にやって来て10日が過ぎた。はるっぺも彼女なりに新しい家族が増えた事を認識しているようだ。今まではよく、「パパ、ママ、はーちゃん、ベイリー」と繰り返していたのだが、それに「たいぞー」や「ベイビー」を付け加えるようになった。
1歳半なので、赤ちゃんに嫉妬するのではないかと気をもんでいたのだが今のところその様子はない。小さすぎて嫉妬という感情が芽生えていないだけなのか、気質的なものなのかは謎なのだが、とりあえずたいぞうちゃんに接する時は犬猫と同じ、優しく扱っている。じーっと見つめたり、手を触ったりキスをしてみたり。不思議で仕方がない存在のようだ。朝も起きるとまず「ベイビー」と言って、泰造ちゃんの部屋へ行き、まだ眠る彼の横にゴロンとなるのが日課になった。
出産前は自分の睡眠不足の事ばかり心配していたが、生まれてみるとそんな事よりもはるっぺと思う存分遊んだり一緒に時間を過ごせない事が一番辛い。これも乗り越えてしまえば、より大きな幸せが待っている(はず)なのは頭では分かっていても、ママを独占できないのを、小さいながら一生懸命理解しようとしている姿を見ていると切なくなってしまう。
私には兄が二人いるので、一人っ子のよさというものを実感した事はないが、今回の出産で間接的にではあるが一人っ子の素晴らしさを少し理解できたような気がする。

2007年11月15日木曜日

黄色いんですけど・・・


もとマンボウちゃんこと、たいぞうちゃんが生まれて一週間が経とうとしている。今回は超安産だったためか、前回より早く快復しつつあるが、それでもちょっと腰が痛かったり、授乳のため寝不足になっているので無理は禁物と自分に言い聞かせている。はるっぺの時は2週間ほど軽い鬱状態になったのだが、今回は寝る前につまらない事で泣いてしまったりはするものの、特に日常生活に支障がある程ではないので順調といえるだろう。

だいたい今回は前回よりサポートシステムが出来上がっているので心強い。お友達が交代で夕飯を用意してきてくれているので助かるし、何より人が会いに来てくれるだけで気晴らしになってよい。後で食べられるようにと多めに作ってきてくれたり、食べやすいようにとお赤飯をおにぎりにして冷凍庫へ入れていってくれたりと、至れり尽くせりである。そうやって周りの人々が気にかけてくれているというだけで心強いので、うつ状態にもならずにすんでいるのかもしれない。

肝心の泰造ちゃんはすこぶる元気である。はるっぺと同じく黄疸が出ているものの、医師に言わせると母親がA型の場合はほとんど心配いらないとのこと。

今日の午後、あまりに天気がよいため外に出ると近所の人に出くわしたので泰造ちゃんを紹介した。するとオバチャン一言、「まあ!なんて美しい坊やなの!お母さんにそっくりの肌の色!」

・・・・おいおい、黄疸だっつうの・・・。

はるっぺは生後一週間の時点で明らかに色白だったが、泰造ちゃんはそんな感じがしないので、確かに肌の色は私似のような気がする。それにしても、そんなに黄色くないってば。

2007年11月10日土曜日

生まれたよ!

11月9日、無事に男児を出産しました。写真はこちら: http://www.neal-morgan.com/JT/

名前はジョン・泰造(たいぞう)・モーガンJohn Taizo Morgan です。

先ほど帰宅し、ゆっくりとお風呂に入り一段落したところだ。そういえば一昔前まで産後は入浴禁止だったらしいが、今は逆に傷や腫れによいと言われているらしい。日本ではどうなのだろう?

13日が予定日、生まれなければ15日に誘発分娩の予定だったのが、8日の健診で羊水が少ないので急遽その場で入院となってしまった。本当は9日入院でもよかったらしいのだが、予定入院のベッドがないという事で、じゃ今晩このまま産んじゃって下さい、という事になった。この辺が近年のメディカルケアのいい加減なところである。本当は「9」という数字を避けたかったのだがそんな事も言ってられず、そのまま8日夜に入院、9日朝に出産した。

二人目は楽と言うけれど、本当にあっという間のお産だった。夜8時に子宮口を柔らかくする座薬を入れ、朝4時に点滴の誘発剤に変更、5時半頃痛みに耐え切れなくなり無痛分娩にしたものの、一時間余りで生まれてしまった。

子宮口が全開になってからドクターが来て「一度いきんでみましょうか」と言うのでいきむと、予想以上にあっさりと頭が出てき始めたらしく両手を振り上げて「ちょっと待って、待って!」と言われ、それから数分で他のスタッフや医療用具などが手際よく用意された。そのあと2度いきんだだけでスッポーン!と出てきたので安産だったのだろう。

はるっぺはピンクで柔らくってムチムチしていた記憶があるのだが、泰造ちゃんは細くて、肌もあかく、ところどころポチポチができている。ちなみに3365グラム、50センチなので平均的といったところか。産毛が恐ろしく多く、サルの子をもらって来たような微妙な気持ちだが、しばらくすると抜けると言われたのでそれを信じよう。

とりあえず、これから4人1匹の新しい生活が始まる。このブログも名前を改めるべきだろうか・・・これから考える事にしよう。

2007年11月4日日曜日

父娘の時間

ここのところ連日お友達と遊んだり、はるっぺを預かってもらったりしていたが、 今日は久しぶりにはるっぺと二人きりだった。午前中は公園へ行き、車庫の中や裏庭で遊んだりした。夕暮れ時になってさすがに疲れてきたので、横になってはるっぺに本を読んでいるとだんなが部屋へ入ってきた。家で働いている時には、タバコを吸いに外に出るついでにちょっと顔を出す事は頻繁にあるのだが、長くて2,3分である。ところが今日は一緒にごろ寝をしてはるっぺと遊び出した。これはチャンスと思い、「臨月でしんどいんです!」という感じを必死にアピールしていたら、何と2時間近くはるっぺと遊んでくれた。前代未聞である。やはり肺がんか??

実はそれよりちょっと前、早めの晩御飯に出かけたのだが、その時に「今日公園で遊んでいたら、はるっぺとこうやって二人きりでいられるのもあと少しなんだなーと思ってちょっと寂しくなったんだ」なんて話をしたばかりだった。ご飯の最中も、コーデュロイのジャケットを着てちょこんと座り、フレンチフライにケチャップをつけてくれとせがむ姿がかわいくて、子供って本当にいいね、なんて話していたから、いつも一緒に時間を過ごさないのが惜しく感じてきたのだろうか。

いずれにしろ、貴重な父娘の時間を過ごせて、彼にとってもはるっぺにとってもよかったと思う。はるっぺが寝てから、今夜は助かったよ、ありがとね、と言うと、「自分がやりたかっただけだからいいよ」とまで言い切った(やはり末期か・・・)。

他人が家族というユニットを築いていくには、こういう何気ない時間の共有の積み重ねが不可欠だと再認識した1日でした。

2007年11月3日土曜日

準備万端じゃ!

予定日まで二週間足らずの今、私の体は「セイウチ時代」を卒業し、「カバ期」にステップアップした。山火事後の空気汚染、そして羊水が少ないという事で運動禁止になったため、日課の散歩も止めざるを得なくなった。運動不足のせいか、余計に疲れやすくなった気がするし、実際足のむくみもひどくなった。

はるっぺと二人きりでいられるのもあと束の間、一緒に時間を過ごしたい反面、疲れているのでつい周りに頼ってしまっている。つい先日友人宅にお泊りに行かせたばかりだというのに、今日は義父母宅で一日預かってもらった。 その間にお友達のSan Diego Momさんにペディキュアに連れて行ってもらい、その後子供抜きでゆっくりとランチを楽しみ、久々に女同士の楽しい一時を過ごせた。実はペディキュアは初体験だったのだが、なるほど人気がある訳だと納得した。爪を塗ってくれるだけではなくて角質を取ってくれたり、マッサージもしてくれるのでとても気持ちがよいのだ。私はこういうサービス系のモノは「ぜいたく品」扱いなので普段は縁がないのだが、お友達とお出かけする時や、何か自分にご褒美したい時にいいなと思った。

義父母ははるっぺを2時くらいに送りに来てくれる予定だったのだが、向こうから電話があり、すんなり昼寝したので、このまま寝かせて夕方に連れてきてくれるとの事。結局9時半から5時まで預かってもらった。義父母に預けるのも初めてだったのでやや心配したが、これも親の取り越し苦労、特に問題もなく1日が過ぎたようでよかった。

午後はただベッドに寝転がってテレビを見たり雑誌を読んだりして過ごした。1ヶ月ほど前から始めたマンボウの部屋の準備も完了し、上の写真のように、まあ殺風景ながら必要なものは揃えられたという感じだ。ベビーベッド、授乳用のロッキングチェア、添い寝用のベッドなど、はるっぺの時のお下がりだけれど十分使えるものばかりだ。


そしてこちらがはるっぺの部屋。彼女の使っていたベビーベッドをマンボウに使わせて、代わりに新しいベビーベッドを購入した。後々子供用ベッドに変えられるタイプなので、あと2,3年は使える(はず)。
11月14日までに生まれなかったから、15日朝に誘発分娩のため入院をする手続きも済ませてある。なのでおそらく、日本時間で17日には生まれているであろう。産着も洗濯したし、入院用品のリストも作成した。入院の日時によって、誰にはるっぺを見てもらうかが変わってくるので、それもリストにしてだんなに渡した。これで準備万端じゃ。マンボウちゃん、早くでてこーい!

2007年11月1日木曜日

持つべきものは(その2)

24時間の「自由時間」もあっという間に過ぎて、午後7時頃はるっぺがうちへ帰って来た。私の顔を見るとママー!と寄ってくるかと思いきや、あっさり素通りして家の中へ。意外とクールなのね・・・。

ジュリー(写真左)から今朝一番にメールが届き、はるっぺが何時くらいに眠ったとか、朝ごはんは何だったとかわざわざ教えてくれた。心配しているだろうと気を遣ってくれたようだ。幸いママが恋しくて泣くような事もなかったようで一安心した。夜も本を読んでいるうちにあっさりと眠りについたらしく、結局朝まで3人川の字で眠ったらしい。

はるっぺを連れて帰って来てくれた時に、彼女達が過去数ヶ月にわたって撮ってくれたはるっぺの写真をCDにおとしたものをくれた。ファイルを開けてみると、中には50枚ほどの写真が保存されていた。彼女達が買ってくれたオモチャで遊んでいる場面や、見たこともない公園で楽しそうにブランコに乗るはるっぺが写っている。

何だかその写真たちを見てじーんとしてしまった。預かってもらう度に感謝しているつもりだったけれど、こうやって実際にはるっぺが楽しそうにしている写真を見ると、いかに大切にしてもらっているか実感が湧いてくる。こんな風に自分の娘をかわいがってくれる人達がそばにいるって有り難い事だ。