2009年4月21日火曜日

くすり





私は、10歳の頃から偏頭痛に悩まされている。つまり人生の3分の2はこの病気と付き合ってきたことになる。



泰造を出産した時、最後の1時間を除いて麻酔なしでがんばったのだが、あの時の痛みを10とすると7.5とか8くらいまで痛くなる。これを多いときには月に2,3回やると身も心もクタクタになってしまう。



幸いアメリカに来てからは、偏頭痛の薬を処方してもらえるようになり随分楽になった。ところが泰造を出産した頃からまた頻繁に起こるようになり、それにつれ薬もだんだん効かなくなってきた。



そんな訳で今日またお医者さんのところへ相談へ行き、予防策として抗うつ剤を飲み始める事にした。


何でも偏頭痛にはセロトニンという脳内物質が関係していて、それをコントロールするための薬がこの抗うつ剤のようである。毎日薬をのまなければいけないのは正直めんどうくさいが、これで発作の頻度が低くなるのであれば文句は言うまい。

発作が起きてから飲む薬も新しいのをもらってきた。舌下投与なので、嘔吐がひどい時にも安心(?)である。

ちなみに発作が起きてから飲む薬が9錠入りで200ドル。

抗うつ剤は1ヶ月分でたったの3ドル。

(何かおかしくねーか?この価格設定。)

次はいつあの激痛に襲われるのだろう、子供の世話はどうするのだろう、だんなはお願いしたら早く帰ってきてくれるのだろうか・・・来る日も来る日もそういう思いが頭をよぎる。そんな生活が少しでも改善されるのならば200ドルでもお安いもんだ。

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