英語の発音の話をひとつ。
わたしたち日本人が、英語の発音を勉強するときに最も違和感を覚えるのがRとTHではないだろうか。
そして私たちが最も陥りやすいのが、「R=巻き舌」という間違った図式ではなかろうかと勝手に思っている。
(ちなみに、ガセネタで有名な私のたわごとなので、あまり真剣にならずさらっと読んでほしい)
私は思う。
「R=巻き舌」ではいかん、と。
巻き舌は間違ってはいないのだけれど、それだけに執着するあまり「R]という音の他の要素を無視していると思うのである。
そのほかの要素とは
1.発音する直前の口の形は「W」である。
これは英語を母国語とする2,3歳児と話すとよく分かる。Rの発音がまだ上手にできず、RをWのように発音することが多々ある。春奈もRyan(ライアン)というお友達をワイアン、と言う。Rabbit(ラビット)がWabbitになってしまうことも、子供にはよくあることだ。つまりRの中にWの要素が含まれているといっていいと思う。ちなみにWは日本語の「ウ」よりも更に口をすぼめたものである。
2.舌の付け根を下げる。
これは説明しにくいのだが、要するにゲロを吐く要領である。親指と人差し指で舌の付け根あたりを触って普通に「らりるれろ」と言ってみる。これでは舌の付け根はあまり動かない。つぎにゲロを吐くまねをする。舌の付け根が動くのが分かると思う。このまま、舌の付け根を下げた状態でしゃべろうとすると、巻き舌にするまでもなく、舌の先端は上あごには届かない。
私たち日本人の典型的なRはこれをせず、口を開けたまま舌の先端を巻く事だけに集中するので、不自然になってしまうのだと思う。
・・・って事で、
何をそんなに熱く語っているんでしょう、私は。
だからさらっと読んでって言ったじゃん。
2 件のコメント:
すばらしい観察力と鋭い指摘、妙に納得!ミーシャも何か頼んだときの返事、All Rightは、「オーワイ」だよ。
うちのだんなが日本人の真似をしてるときに気がついたんだけどね。でもこの話をしたら、「口の形はWほど小さくしなくていいんじゃない?」って言ってたよ。まあ、そのくらいにするつもりで、って事でいいんじゃないでしょーか。
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