あと一週間で5ヶ月になります。高齢なのでいろいろリスクはありますが、今のところ順調な様子です。
ところで、このブログで時折話題に出します我が家の健康保険。来月からまた値上げして、月の保険料が1030ドルになります。しかも産科ケアはカバーされません。つまり全額自己負担。地方によると思いますが、妊娠中の診察から分娩まで含めて大体10,000ドルから15,000ドルかかると言われていますが、それを全て負担するのです。
日本と違い国民皆保険がないので、うちのような自営業の場合、基本的に自分で保険会社から保険を買うのですが(日本で生命保険を買うような感じです)、産科ケア付きだとおそらく月2000ドルはすると思います。それだけかかると、もう何のための保険なのか分からなくなってしまいます。
月に1030ドルも払っているんだから、よっぽど立派な保険だと思われるかもしれませんが、基本的にカバーされるのは本当に大きな事故や病気になった時だけ。年間医療費が8000ドルに達するまでは基本的に全額自己負担なのです。だから中耳炎で小児科に連れて行けばそれだけで120ドルかかります。
妊娠が分かった時点で、カリフォルニア州でうちのような家庭のための公的補助制度(AIM)がある事を見つけて、3月に応募しました。4月に入りようやく保険が下りたのですが、そのお陰で妊娠している期間と出産後60日間使える健康保険をもらえました。15,000ドル自腹で払うかわりに、1000ドル払えば済むのでホッと胸をなでおろしているところです。
ちなみにこの制度、いろいろ応募資格があり年収の上限などもあるので、それを超えてしまえばいくら自営業だと言ってもやはり全額自己負担で出産するしかないのです。
国民皆保険が当たり前の社会で育った私としては、このシステムが不思議で仕方がありませんが、保守派の間では国民皆保険に反対という意見がまだまだ根強いようです。
これ以上保険料が上がるようであれば、私が仕事をして、その雇用主から健康保険をもらう事も真剣に考えなければいけないかもしれません。それはそれで決して悪くないと思うのですが・・・またデイケア探しが面倒くさそう・・・。
正直ってすばらしい。
5 件のコメント:
お久しぶりです、以前コメしたUNIと申します。妊娠、順調そうでなによりです!私も高齢出産だったんで、なんだか懐かしいです^^ それにしても保険の件、驚きました!うちはミリタリーなので、アメリカの保険制度のことはほぼ無知でした。。日本人としては、ほんとに信じられないっ!ですよね。アメリカ国民、よくそれでやってきてるな~と変な感心さえしてしまいます。でも、$1000で済むようになってよかったですね!
ではお体お大事になさってくださいね。
ご無沙汰しています。お陰さまで順調ですが、運動不足がやや気になっております。
ミリタリーは福利厚生がしっかりしていてよいですね。民間人も「普通に」勤めていれば雇用主から保険が出る事がほとんどだと思うので、うちは例外ですが、それにしても結構な出費になります。
・・・とはいえ、やはり何かあったときに保険がないのは不安ですからね~毎月「チッ」と思いながら小切手を切っております。
uniさんご無沙汰しております。1度コメントを残したのにサービスサイトがダウンした後に消えてなくなっていました(涙)。
ミリタリーは福利厚生が充実していると聞きますからうらやましい限りです。うちは自営なので特殊だとは思いますけど、それにしても高いですよね~。
はじめまして!
こちらのサイトは、日記帳のように書いていました。
始めて日本の方のブログを読ませて頂きました。
海外保険事情も大変なのですね~
テニスに嵌っていた時に下手でも良いから
良いプレイヤーになりたくて、Good-playerと名付けてしまいました。
匿名さんこんにちは。なぜかいただいたコメントがスパムボックスに入っていて今日(6月3日)気がつきました。大変失礼いたしました。また是非お立ち寄りください。
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