はるっぺ、二度目のひなまつりである。この日は来客続きで、気がついていたらお風呂の時間になっていた。ひなあられを食べていなかったので、何となくその日のうちに食べた方がいいかなと思い、二階にいただんなに「ひな祭り用のお菓子があるから一緒に食べようよ!」と声をかけた。するとワクワクした様子で降りてきて、「特別な儀式をした後にそれを食べるのか?」などと質問するので返答に困った。別に大した意味はないんだよ、というとやや残念そうにしていた。一口食べて、シリアルみたいだ、というごもっともな感想を残して早々と二階に去っていったのであった。
そういえば正月も、高額なおせちセットを諦めて黒豆だけ煮たら、そういうところはけちらなくていいのに、とこぼしていた。和食をあまり好まない彼だが、こういうイベントものには理解と興味を示してくれるのでありがたい。
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