円造を連れて図書館へよく行くのですが、最近は自分で絵本を引っ張り出して、絵を見て楽しんでくれるようになったので、私も吟味して本を借りる事ができるようになりました。
さすがアメリカ、と思うのが、離婚や再婚、養子縁組やゲイの両親などをテーマにした絵本が結構あることです。私も折にふれそういう本を読み聞かせ、いろいろな家族構成がある事を子供に話したりしています。
でもこの間すごいの見つけちゃいました!
題名は『パパはどうしてあんなに怒っているの?』
「パパはたまに眠れなかったり、こわい夢を見たりするんだ。物忘れがはげしかったり、仕事に集中できなかったりもするんだ。時にはいいパパでいたり、いいだんなさんでいることがむずかしいんだ。」
・・・・・・。
どうも戦争から帰ってきた軍人さん、PTSDを扱った絵本でした。
それからちょっと笑っちゃったのが『タトゥーのお話聞かせて』。
「パパのタトゥーを見たいのかい?いつもそうやって見たがるんだね。いいよ。」
「この龍は、パパが小さかった時、おばあちゃんが読んでくれた本に出てくるんだよ。いつもその本を読んでくれたっけ。」
・・・などと、パパがほのぼのとタトゥーの話を聞かせてくれるわけです。
こどもが気に入るかは別の話ですが、多様性について話す機会を作ってくれる絵本は大歓迎ですね。これからもおもしろい本を探してみたいと思います。
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