2018年4月29日日曜日

絵本いろいろ



円造を連れて図書館へよく行くのですが、最近は自分で絵本を引っ張り出して、絵を見て楽しんでくれるようになったので、私も吟味して本を借りる事ができるようになりました。



さすがアメリカ、と思うのが、離婚や再婚、養子縁組やゲイの両親などをテーマにした絵本が結構あることです。私も折にふれそういう本を読み聞かせ、いろいろな家族構成がある事を子供に話したりしています。

でもこの間すごいの見つけちゃいました!

題名は『パパはどうしてあんなに怒っているの?』



 「パパはたまに眠れなかったり、こわい夢を見たりするんだ。物忘れがはげしかったり、仕事に集中できなかったりもするんだ。時にはいいパパでいたり、いいだんなさんでいることがむずかしいんだ。」

・・・・・・。

どうも戦争から帰ってきた軍人さん、PTSDを扱った絵本でした。



それからちょっと笑っちゃったのが『タトゥーのお話聞かせて』。


「パパのタトゥーを見たいのかい?いつもそうやって見たがるんだね。いいよ。」



「この龍は、パパが小さかった時、おばあちゃんが読んでくれた本に出てくるんだよ。いつもその本を読んでくれたっけ。」



・・・などと、パパがほのぼのとタトゥーの話を聞かせてくれるわけです。

こどもが気に入るかは別の話ですが、多様性について話す機会を作ってくれる絵本は大歓迎ですね。これからもおもしろい本を探してみたいと思います。





4月のいろいろ



あっという間に一ヶ月経ってしまいました。

今月は春奈の誕生日がありました。もう12歳です。公園で誕生会をやり、



あとはネイルに連れて行き(これは私が勝手に提案しました)、



そしてプレゼントに洋服を買いにつきあわされました・・・。



他に興味ないんですかね。去年も一昨年も洋服でした。まぁいいけど。


他の子供達もみんな元気です。円造は4歳児らしく、かたつむりやダンゴ虫が大好き。





朝、小学校の前で、同い年の子達とどろんこになって遊んだりしています。




泰造は学校でいろいろ問題があり、ここ数ヶ月は私もその事で頭がいっぱいでした。他の生徒と比べて集中力が足りず、自分でリポートを書くとか提出するとかいう事が、全くできないようです。先生もかなり理解を示してサポートしてくださってはいるのですが、課題をうちに持ち帰って私が手伝っても、物事を順序だてて完成させるというのがどうも苦手なようです。学校の臨床心理士や担任の先生と連携して、泰造に合った学習方法や、能力に応じて宿題をかえてもらうなど検討しているところです。

一年前に小児科医に勧められた、ADHDの薬も先週からのんでいます。まさか自分の子供に薬を飲ませる事になるとは思ってもいませんでしたが、結局学校でいろいろできないとバカにされたりして(もともとスポーツもできないので)、本人も口には出さなくても傷ついているんじゃないかな、なんて心配している訳です。嫌ならいつやめてもいいんだよ、と言ったのですが、今のところ毎朝忘れずに自分でのんでいます。

よくADHDが過剰に診断されているといわれますが、泰造のように多動性がない子達は見た目は全く健康そのもので、本人が勉強についていけず、自分はバカだと思い込んだりするケースもあるのかなと思います。周りからいろいろなアドバイスは意見をいただきましたが、とにかく今はできる事は全てやってみようと思っています。