2007年5月26日土曜日

偏頭痛

昨日、久々に偏頭痛にやられた。一月に人生で最悪のをやって以来元気に過ごしてきたのだけれど、とうとうやってしまった。と言っても、今回のはそれほどひどくなく、嘔吐もなくただ頭がガンガン痛いだけで済んだからよかった。

偏頭痛は遺伝するらしい。うちも長兄、母、母方の従兄弟二人が偏頭痛持ちだ。とくに兄はおそらく私より頻繁になっていると思う。日本にいる時は処方箋をもらわなかったのでただ痛みと嘔吐に耐えていたが、アメリカに来てからはとても体に合う薬と出会えたので、事前に予防する事ができるようになった。

偏頭痛の前兆としてオーラが見えるとか、独特の匂いがするとかいう人がいるけれど、私は全然ないので、ただの頭痛で終わるのか、偏頭痛になるのかが分からない。特に子供ができてからはダウンするわけにいかないので早めに予防策として薬を飲んでしまう。それでも昨日のように飲む時間が遅かったりすると、あまり効かない。悪くなる前に飲むのがキーのようだ。

実は先週友人が1週間泊まっていたのだけれど、離婚調停中のせいか、ものすごい機嫌が悪く私も当り散らされ散々な目にあったのだ。火曜日に(ようやく)帰っていき、木曜日は日本に持っていくお土産を買いに町中走り回ったので、疲れがたまったのだと思う。

結局友達に電話して、仕事帰りに春奈をピックアップしてもらい、夜まで見てもらった。春奈もすっかりなついているので、私も安心して預けられる。帰りも連れて帰ってきてくれるといったんだけど、いくら何でもそれでは申し訳ないので、7時頃マスカラが落ちてピエロのようになった顔、しかもパジャマのままで迎えに行った。

帰りに車を運転しながらつくづく思った。もうすぐアメリカへ来て丸6年。自分のファミリーができて、こうやって気兼ねなくお願い事のできる友達もできて、すっかりサンディエゴが地元になりつつあるなあと。

2007年5月19日土曜日

ガレージセール


私は基本的に要らないもの処分(あげる、無理なら捨てる)するのが好きだ。整理整頓が嫌いなせいもあり、いらない物をいつまでも取っておく事ができない。一方だんなは書籍類はもちろん、コンピューターのパーツ、壊れたものまで取っておきたがる。以前壊れたテレビを後生大事にとってあったが、はるっぺが生まれる2週間前にいい加減に捨てさせて、とお願いしてやっと処分できた。でかい腹で、更にでかいテレビをごみ処理場に持って行って、相手にびっくりされた記憶がある。

マンボウちゃんが11月にやってくるし、古い家具なども増えてきたので、いっぺんにまとめてガレージセールで売り出すことにした。

アメリカでは、一般家庭で不要になったものを家の前で売るガレージセールが定着している。地元新聞やインターネットで宣伝し、当日には近所に張り紙をしたりする。たまたま近所に同じ日にガレージセールをやっているお宅があり、何と私が昨夜電信柱に貼った貼り紙をご丁寧にはがして、自分達のを貼っていたりして嫌な感じで始まったのだが、いざ時間になるとたくさんお客さんが来てくれて、家具類は完売できた。

だんなも協力してくれ、はるっぺが生まれて初めて、家の裏の公園へ30分ほど連れて行ってくれた。いつも週末に、近所の子供がお父さんと公園にきているのを見て羨ましいと思ったけれど今日ようやく実現しました(!)セールは朝の8時から12時までだったんだけど、結局仕事をせずにずっと付き合ってくれた。

サンディエゴはメキシコ国境に位置するため、メキシコの人たちが多く住んでいる。今日のガレージセールにもわざわざメキシコから来たという人たちが何人かいて、話を聞くと他のガレージセールも回ってきたらしく、トラックにはわんさかと勝利品が積み重ねられていた。

物があふれ、壊れたら捨てるというのが当たり前になっているだけに、買った10分の1の値段でも引き取ってくれる人がいるのはありがたい。無料で持っていってくれ、というものも相当数あったのだけど、全て引き取り手が見つかった。売れ残ったものは、いつもお世話になっているグッドウィル(中古品・古着等を扱う非営利団体)に寄付しよう。

2007年5月12日土曜日

母の日のプレゼント

今日久々に家族3人で食事をした。うちは、結婚当初からだんなと別々に食事をしていたのだけど、別に仲が悪いからではない。彼にとって食事はどうでもいい存在らしく、空腹に耐えられなくなって初めて食べるので1日3食という概念がないらしい。気が向いた時に簡単に用意できるもの(主にスナック)を食べている(様子)なのだ。たまーに料理をしているとにおいに誘われて1階に下りてきても、自分の分をよそって2階に行って食べている。はるっぺが生まれる前は、毎週金曜日デートと称して二人でご飯を食べに出かけていたのだが、出産以来そんな余裕もなくなってしまった。

話を元に戻すと、母の日当日はどこのレストランも混雑するという理由で、今日お出かけする事になったのだ。妊娠中にも関わらず寿司や刺身を思う存分食べてきた(げっぷ)。はるっぺは隣の人をじーっと見つめたり、だんなから天ぷらやエクレアなど一歳児に不適切なエサばかり与えられていた。でも一応母の日のお祝いという事で、私が食べられるように一生懸命はるっぺの面倒を見てくれた。

家族3人で食事をするというのがとても新鮮に感じられたと同時に、やはり家族で食卓を囲むって大切だなあと実感した。普通のご家庭は毎日、少なくとも週末はお父さんも一緒に食事をすると思うのだけど、普段そういう経験をしていないもので、改めて、はー、こういう何でもない事の積み重ねが家族というユニットを築いていくんだなーと思った。

帰りには、前からお願いしておいた体重計を買ってもらった。帰宅後早速計ってみると、やっぱり60キロギリギリになっていた(おーっほっほっ)笑ってごまかしてる場合ではない。はるっぺの時は妊娠線がでなかったのだけれど、この分だと確実の気がする。はるっぺの時は13キロ太り、出産後2週間で10キロ減り(ものすごいむくんでいたので水分だったのかも・・・)結局最後の3キロを減らせなかった(涙)

59キロあったよ、とだんなに告げると、え、うそ、俺も計ってこよー、と言い、すぐ戻ってきて「俺は思ったより随分軽かったよ」とのたまった。そのあとコンピューターに向かいつつ聞こえよがしに「あれ、実際より軽く計測されるんじゃないのかなあ」だと。ふざけるな。

髪ぼさぼさで、ヨレヨレのTシャツ着ているお母ちゃんにはなりたくないと思い、これでも毎朝ちゃんと化粧をし、スウェットなどで1日過ごさないように気をつけているのだけれど、あまりに食いしん坊のためダイエットなど考えられない。つわりもほとんどなかったし、このままデブ一直線なのだろうか・・・。

せっかく買ってもらったプレゼント、無駄にならないように活用していきたい。

2007年5月8日火曜日

朝一番早いのは・・・


今朝も6時に目が覚めてしまった。この頃のはるっぺ、朝方ふえーん、と泣き出す。放置しておくと泣き止む事のだけれど、こちらは気になって起きてしまう。

自業自得なのだけれど、最近の唯一の贅沢として毎日はるっぺの昼寝にあわせて一緒に昼寝をしているので、夜は遅いと0時くらいまで眠れない事がある。そういう日に限って5時30分くらいにふえーん、と聞こえてくる。枕で両耳をはさんでも聞こえてしまう。英語で「1マイル離れていても聞こえる」という表現のがあるけれど、本当にその通り、自分の子供の泣き声ってどんなに離れていても聞こえてしまうんじゃないかと思う。

子供の時によく歌った、朝一番早いのはパン屋のおじさん、という歌があるけれど、あれは嘘だ。

朝一番早いのは、お母さんです!!

今度の日曜日は母の日です。周りのお母さん達に感謝の気持ちを伝えましょう。自分がお母さんの方々は、どうぞのんびりとした一日をお過ごしください。

パン屋といえば、今日久々にパンを焼いてみた。気温が30度近くまで上がり、5月にしては珍しく暑い日だったので、パンが作りやすいなー、なんて思ったら焼き立てパンが無性に食べたくなってしまった。

うちの母は料理が上手で、私達が子供の頃、誕生日やクリスマスケーキはもちろん、普段からもロールパンなどをよく焼いてくれた。当時珍しかったコンベックのオーブンで、バターたっぷりのパンが焼けると家中に何ともいえないあまーい香りがただよった。いつも、何時間かけて作るのにあっという間になくなっちゃう!と言ってたなあ。

こちらは薄力粉・強力粉のグルテン含有量が日本と違うので、日本から持ってきた母のレシピは使わず、こちらのレシピを使っている。日系スーパーにカメリヤがあるんだけど、割高なのでけちって未だに買った事がない。ディナーロール型に巻くのが面倒なため丸型パンにしてしまっているが、そんな事きにせず少食のだんなも喜んで食べてくれる。

何だか天気もいいし、体調もよかったし、はるっぺも機嫌がよかったし、よい1日でした。

2007年5月6日日曜日

気は心



日本にいる姪の一人が17日4歳の誕生日を迎えるので、ドレスを作ってみた。計画を練りだしたのが2月だから、2ヵ月半かかった事になる。型紙を写し取るところから始めるのと、はるっぺが寝てからの作業になるので、のんびりプロジェクトになった。もちろん毎晩取り組んでいたわけではなくて、気が向いた時にちょこちょこやっていたので、余計時間がかかってしまった。今まで簡単なものしか作った事がなかったので、ファスナーをつけたり、初挑戦の事が多く、どちらもひん曲がったドレスになってしまった。

最初は写真左のドレス一枚の予定だったのだが、2月時点で姪の身長が105cm、型紙が110cmなので、もしかしたら既に入らないかも・・・と不安になり、先週4夜連続でエプロンドレスを作った。これなら多少きつくても大丈夫だろう。

お世辞にも上手とはいえないけれど、未完成のドレスを手にする度に姪の顔が浮かんで、何だかそれだけでも楽しかった。それにきつくて入らなくても、ださいので着てくれなくても、数年後にははるっぺにお下がりとして戻ってくる(ハズ)・・・

問題なのが、もう一人の姪。今年小学4年生になったので、多分叔母さんが作ったダサいドレスなど送られても困るだろうし、いろいろ分かる年頃なので「ださいけど、作ってくれたから着ないといけないのかな」とか余計な気を遣わせるのも気の毒だ。

左のドレスの生地で、同じ刺繍を入れて何か作りたいのだけれど・・・

上履き入れ、お弁当袋、ティッシュケースなど、いろいろ考えてみるのだけど、何せ自分の小学生時代といろいろ事情が変わっているだろうから、何がいいのか分からない。ネットで検索してみるも、上履き入れも学校指定のところもあるらしく、うーん・・・どうしたもんかな。

という訳で、何かいいアイディアがあったらメールください!

2007年5月4日金曜日

産地直売所



うちには、はるっぺ用の帽子がいくつかある。全ていただいた物ばかりなのだけれど、ピンク色やデニム地などかわいいものばかりだ。それなのに、うちの娘は何故か、姪(だんなの妹の娘)のお下がりのこの黄色い帽子以外は絶対にかぶらない。この帽子でさえ、他に気をそらせて手際よくかぶせないと取ってしまう。

デザインはちょっと可哀想なイチゴとスイカで、お世辞にもかわいいとは思わないのだけれど、かぶらないよりはましと思い、毎日これをかぶってお出かけしている。

でもこのちょっとダサいところが「シヅヱ」という感じを醸し出していて、それはそれでなかなかよかったりする。この帽子をかぶったはるっぺを見ると、何とも懐かしいような、くすぐったいような妙な感じがいつもしていたので、何だろーなー、と思ったところ・・・

産地直売所によくいるおばちゃんみたいなんだ、と気がついた。

今日は野菜が安いヘンリーズマーケットでお買い物をしてきたので、早速裏庭に簡易直売所を作ってみました。

(実はこの後、ジャガイモやらたまねぎをボンボン地面に投げつけられて大変な思いをしたのでした)