2008年10月27日月曜日

同性婚



先週末、友達二人が結婚した。いわゆる同性婚である。

カリフォルニア州では今年6月から同性婚が認められるようになったため、交際5年目にあたる10月を選んだらしい。二人とも私のかつての同僚であり、そのうちの一人のお嬢さんが、春奈のベビーシッターさんだったジェシカである。

挙式は既に同居している自宅の裏庭でおこなわれた。牧師さんもレズビアンの人で、やはり元同僚である(アメリカの病院にはたいてい牧師さんが勤務している)。親しい友人二人が結婚するなど、あまりない事である。しかも二人とも「自分の家族が病気になったら、こういう人にお世話してほしい」と思うような、有能で、かつ心温かいナースである。
春奈と、花嫁の姪の二人がフラワーガール(花嫁さんあるくバージンロードに花びらをまく女の子のこと)になり、おそろいのドレスで出席した。泰造はお下がりのなんちゃってスーツがあったので着せてみたが、なぜか地方のカラオケ大会の司会者のようになってしまった。

同性婚に賛成、反対、いろいろな意見があり、州内でも意見が真っ二つに分かれている、というのがだいたいの調査結果だ。実際に来週火曜日の選挙でも同性婚を禁止する条例に対し、住民投票が行われるが、結果がどう転ぶかだれも予想できないくらいの接戦であるらしい。グーグルやアップルなど大企業が条例反対(つまり同性婚を認めるべき)と声明を出しているが、果たして結果はいかなるものか。今からどきどきである。

ちなみに大統領選についてもかなり言いたいこともあるのだが、それはまたの機会にしよう。

0 件のコメント: