2016年9月11日日曜日

ヤシの木とパンケーキ


このあいだの土曜日。

なぜか泰造が朝早くおきて、みんなにパンケーキを作ってくれました。




ひっくり返すのを失敗したやつも、「マントみたい。」と、かなり雑なアンパンマンに変身。



実は8月の夏休み中に、春奈、泰造ともに、土曜日の日本語学校をやめさせました。日本の教科書を使っての授業は二人、特に泰造にとって難しく、毎週の漢字テストのためだけに漢字を覚えても次の週には忘れてしまうの繰り返し。反面、カタカナも怪しいところなどがあったので、思い切ってやめさせて、土曜の午前を使って私が教える事にしました。

今まで10年間あまり子育てをしてきて、私が出した答えは「10年後ではなく、30年後を視野に入れて育てる。」という事です。30年後にどういう人間になっていてほしいか、そこから逆算した方が、親として今何をすべきで、何を捨てるべきなのかが明確になる気がします。

そうでないと、だんなは知りませんが少なくとも私は、他の人に流されてしまいそうで恐いのです。「いい成績を取らないと。」「何かスポーツをやらないと。」「いい大学に入れないと。」他の親御さんと交流があると、どうしてもそういう不安にかられる事があります。日本語学習についても同じです。もちろん、いい大学に入学したり、よい成績を取ることを目標にする事が悪いと言っている訳ではなく、「なぜそれが必要か。」という明確な理由があり、そのための手段としてならいいのです。

だから日本語も、ついていけない授業を取らせるよりは、無理のないペースですすめて基礎を固めたほうがいいのかなという結論に至りました。

ま、そんな訳なのですが、だんなが協力して円造を見てくれるので、春奈・泰造と私の3人での授業。わずか2時間なので、今はカタカナの復習をやっています。下の子に邪魔されず3人だけの時間というのが皆無に等しいので、子供達にとってはそれだけでも楽しいようです。




午後には、庭のヤシの木のトリミングをしに、いつもの庭師の人が来てくれました。



最近知ったのですが、ヤシの木は一年に一度くらい枯れた葉や木の皮などを切るトリミングが必要なそうで、これは意外な出費!

もちろん切り落とした葉はすべて持って行ってくれます。




写真が小さくて分かりませんが、はしごがあるのは途中まで。そのあとどうやって上まで登ったのでしょう・・・。




ホントか知りませんが、だんなはヤシの葉が枯れて木についたままになっていると、ゴキブリの棲み家になると信じているので、さっぱりトリミングしてご満悦でした。まぁ胎盤と冷凍さばを間違えるような人なので、真偽のほどは定かではありませんが・・・。



・・・・タ、タマ・・・?!




2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

日本語教育は年齢が上がれば上がるほど、本当に親にも子供にも負担になりますよね。うちの子たちも、漢字をテストのために勉強して、1週間後には全く覚えてないって、本当にその通りです。何のためにやってるのだろう?と思うこともあります。ただ、積み重ねていくと無駄はないとは思うのですが。そして幸い、うちには子供が2人しかいないので、もう少し日本語学校は続けさせようと思っています。ただ、今回はるっぺさんの日記を見て、子供に対する親の思いをもう一度見直そうと思いました。確かに、比べないようにしようと思っても、他人と比べて叱ったりしてるなーと思うことがあります。勉強ができる子に育って欲しいと思うけど、なぜ勉強ができるようになって欲しいのか、勉強ができること以外にも大切なことって人として本当にたくさんありますよね。将来、どういう人間になって欲しいか、というのが最終的には一番大事ですよね。いつも思うのですが、はるっぺさんの元で育てられるお子さんたちは絶対心の優しい、良い子に育つと思います。4人の子育ては想像以上に大変だと思いますが、いつもブログを楽しみに読ませてもらってますので、これからもアップしてくれると嬉しいです。

Haru-mama さんのコメント...

コメントありがとうございます。一年以上悩んだうえの決断だったのですが、今でも本当によかったのかな~と思う事もあるんですよ!うちも、下の二人がいなかったら、また違った子育てになっていたと思うのですが、やはりうちに合ったやり方を試行錯誤して探していく以外ないですよね。これからも不定期ですが更新していきますので、また是非お立ち寄り下さいね。