2007年5月19日土曜日

ガレージセール


私は基本的に要らないもの処分(あげる、無理なら捨てる)するのが好きだ。整理整頓が嫌いなせいもあり、いらない物をいつまでも取っておく事ができない。一方だんなは書籍類はもちろん、コンピューターのパーツ、壊れたものまで取っておきたがる。以前壊れたテレビを後生大事にとってあったが、はるっぺが生まれる2週間前にいい加減に捨てさせて、とお願いしてやっと処分できた。でかい腹で、更にでかいテレビをごみ処理場に持って行って、相手にびっくりされた記憶がある。

マンボウちゃんが11月にやってくるし、古い家具なども増えてきたので、いっぺんにまとめてガレージセールで売り出すことにした。

アメリカでは、一般家庭で不要になったものを家の前で売るガレージセールが定着している。地元新聞やインターネットで宣伝し、当日には近所に張り紙をしたりする。たまたま近所に同じ日にガレージセールをやっているお宅があり、何と私が昨夜電信柱に貼った貼り紙をご丁寧にはがして、自分達のを貼っていたりして嫌な感じで始まったのだが、いざ時間になるとたくさんお客さんが来てくれて、家具類は完売できた。

だんなも協力してくれ、はるっぺが生まれて初めて、家の裏の公園へ30分ほど連れて行ってくれた。いつも週末に、近所の子供がお父さんと公園にきているのを見て羨ましいと思ったけれど今日ようやく実現しました(!)セールは朝の8時から12時までだったんだけど、結局仕事をせずにずっと付き合ってくれた。

サンディエゴはメキシコ国境に位置するため、メキシコの人たちが多く住んでいる。今日のガレージセールにもわざわざメキシコから来たという人たちが何人かいて、話を聞くと他のガレージセールも回ってきたらしく、トラックにはわんさかと勝利品が積み重ねられていた。

物があふれ、壊れたら捨てるというのが当たり前になっているだけに、買った10分の1の値段でも引き取ってくれる人がいるのはありがたい。無料で持っていってくれ、というものも相当数あったのだけど、全て引き取り手が見つかった。売れ残ったものは、いつもお世話になっているグッドウィル(中古品・古着等を扱う非営利団体)に寄付しよう。