2007年8月16日木曜日

テレビ電話



私の結婚した相手は、ウルトラ級コンピューターおたくである。スケジュール管理から留守電まで、とにかく全てをコンピューターで済ませるのが好きだ。その彼が、私が6月に帰国する際、私の家族へのお土産に、と取り寄せてくれたのがこのテレビ電話である。両親宅と次兄宅に設置できるようセットアップしてくれたもの2台を持たせてくれた。うちには既に1台あったので、これで日本にいる家族と顔を見ながら話ができるという訳だ。しかもインターネットの接続を使うらしく、通話料金は無料というではないか。

正直言って、持って行くのは面倒くさいなー、と思ったのだが、実際につなげてみるとこれがなかなか便利である。距離がぐんと近くなった気がして、「お父さん、ひじきの煮物が余ってるからこれから持ってくわ」なんて感じなのだ。はるっぺがテレビ電話を指差して「じじ、じじ」とせがむようになり、(そのくせ本人がでると意外と無関心)、結局父のところへ週に2回はかけているので、何だかしょっちゅう会っている様に錯覚してしまう。

イギリス留学中には国際電話も高かったし、なにしろタイムラグが2秒くらいあったので、会話がスムーズにいかないのが常であった。コンピューターも今ほど一般的に使われていなかったので、電話以外の通信といえば手紙であった。たった15年でこれだけ技術が進歩するのなら、果たして50年後はどうなっているのだろう。是非長生きして見てみたいものである。

3 件のコメント:

San Diego Mom さんのコメント...

技術の進歩はすごいよねー。内ではスカイプとテレビカメラで、実家とつながっています。両親が来たとき、理があまり人見知りしなかったのも、定期的にスカイプで「ジジ、ババ」と「会話」していたせいだと思います。画面のババの顔を触ろうとするのがご愛嬌。

Haru-mama さんのコメント...

子供って、やっぱり画面上でも見た顔は記憶しているのかな。でもはるっぺはじじが出てきてもあまり反応しないのよね・・・・。

Noriko さんのコメント...

確かに技術の進歩はすごいね。今うちの大学に入ってくる学生達、ほとんどインターネット前を知らないもん、実際。だから本で何かを調べるっていうことは頭に浮かばないらしい。(全くの余談だね・・・すいません)

でもそのテレビ電話、話には聞いてたけど良さそうだねー。もっと話をききたいから、今週電話するよ。今度日本に帰る時、設定してこれたらいいな。実家に残ってるメンバーは親を含め機械オンチなので、なかなかこういう技術が日米家族の架け橋にならないのよね・・・うちも今度こそ!

日本の家族のことを思って注文・設定してくれるなんて、はるパパ素敵!