2010年12月16日木曜日

Merry Christmas or Happy Holidays

今日はトーリーパインズ州立公園まで行きました・・・

が、丘の上は映画撮影のため立ち入り禁止になっていたので、ビーチへ降りて散歩することに。




原因不明の「ロールパンナちゃん病」に侵されている泰造は、ハロウィンの時に来た衣装を着てロールパンナちゃんになりきっています。




結構寒かったので、おやつのりんごは車内で食べました。




さてしつこいですが、クリスマスまであと僅か。毎年、「いっぱいクリスマスカード出した割には、あまり戻ってこないな~」と思うのですが、そこで気づくのです。

だんなの親戚・友人宛のカードを早めに用意しても、結局「自分がサインして出したいから」と言ってクリスマス過ぎまで彼の机の上に放置されているのです。

あて先も切手も全部お膳立てしてあるのに・・・サインだけすれば出すから早くしなよ。

それはそうと。

いただいたカードを見ると、半分以上は「メリークリスマス」ではなく、Happy Holidaysなのですね。



説明するまでもないかもしれませんが、以前のアメリカでは当たり前に「メリークリスマス」と言っていたのを、「キリスト教信者ばかりじゃない!」という指摘により、ハッピーホリデーという、もう少し広義の挨拶を使う事が多くなりました。

この時期町へ出かけると、お店や銀行の店頭に書いてあるグリーティングが「メリークリスマス」か「ハッピーホリデー」かをチェックして楽しんでいます。それによって、そこの店主のスタンスが推測できるからです。過剰なほどのPC(ポリティカル・コレクトネス)がまかり通るこのご時世に、堂々と「メリークリスマス!」と書いてあったりすると、見ていてスッキリします。

ちなみに2005年のギャラップ他によるこちらの調査と、2009年のラスムッセンのこちらの調査では、「メリークリスマス」と言われても気分を害さないという人たちが大多数でした。しかし町を見渡せば、ほとんどが「ハッピーホリデー」。「メリークリスマス」と書いてある店は少数はなのではないでしょうか。

この「クリスチャンじゃない人に「メリークリスマス」と言ったら失礼にあたる」という心情が、日本人の私には理解できないのですよ。仮に、ユダヤ人の友人がHappy Hannukahというカードを送ってきたとしても、「私はユダヤ人じゃないから押し付けないで!」とはなりません。でもそこでバトルになってしまうのがアメリカなのだなぁ、と毎年思うわけです。

日本みたいに、年賀状だったらシンプルでいいのになぁ。

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